プリザーブドフラワーに適している植物の種類や特徴

プリザーブドフラワーに適している植物の種類や特徴
長いこときれいな状態を保つことができるプリザーブドフラワーですが、実はプリザーブドフラワーにすることができる植物とそうでないものとがあります。これはドライフラワーのようにただ乾燥させたのではなく、きれいに咲いているうちに水分と色を抜き、再度着色液につけて生花の風合いを戻しているからです。 特殊な液を使用することからプリザーブドフラワーに適しているのは薔薇やひまわり、ガーベラやカーネーション、ユーカリの実やメタセコイアなどとなります。薔薇やカーネーションなどは花びらが厚く、しっかりとしたつくりなので簡単に分解することがありません。実やグリーン系も同様にしっかりと厚みがあります。ですが桜やハイビスカスなど花びらが薄かったり1枚であったりする場合は、加工の時点で花びらが外れてしまうことが多く、いくつかの工程が必要となるプリザーブドフラワーには向いていません。花びらが多く厚みがある花が適しています。
プリザーブドフラワーはプレゼントにも最適
プリザーブドフラワーはお手入れの必要もなく長く楽しめるため人気です。生花のように美しいけれど生花のように花粉が出ないことが理由のひとつで、記念日や大切な日のプレゼントにも利用されています。そのひとつのが出産祝いです。生花だと手入れが必要になるので、贈られた方は子供の世話に忙しくて花の手入れまで手が回らない、負担になってしまうことも考えられます。その点プリザーブドフラワーなら手入れの手間がかからないです。入院中のお見舞いや花粉症の人へのお見舞いとしても利用できます。生花であれば換気や花粉の飛散の心配がありますが、プリザーブドフラワーは花粉が飛ばないので安心です。また記念日や特別な日のプレゼントだけでなく、日頃お世話になっている家族や友人に感謝の気持ちを伝えることでも活躍します。生花を花束にして渡すのもステキですが、そんな贈り方はちょっと苦手だなという人は、そのまま部屋に飾っておけるようにボックスにアレンジしたものを贈れば気の利いたお部屋のインテリアになります。